佐渡島次郎

あさみは学生時代に始めたキャバクラのバイトを結婚した今でも続けていた。今でも働いている理由は海外ウェディングがしたいから。夫はもともとあさみの客で、お金が貯まるまではとキャバクラ勤めを認めていた。その日はキャバクラに黒人の客が来ていた。同僚と二人で接客するあさみ。その黒人はあさみの話を聞いて高額な運び屋バイトを勧めた。あさみは怪しいと思いつつそのバイトをするが、次第に慣れて行く。その後、あさみは目標金額が貯まったからとバイトを辞めると言い出す。黒人は最後に会おうとあさみを呼び出した…

瞳は結婚して一年。夫は高収入で良い暮らしをしているが、夜の生活で悩んでいた。そのことをバーで女友達に愚痴る。そこに女友達の飲み仲間の黒人モーリスが来て挨拶をした。女友達はモーリスに薬をねだり、女友達とモーリスは二人でトイレに入っていった。瞳は気になり聞き耳をたてると二人のいやらしい喘ぎ声が聞こえる。その後モーリスが一人で出てきて、瞳に話しかけ薬を渡す。ためらいながらも薬を手にする瞳だった。後日、バーに一人で来た瞳。モーリスに薬をもらい身体を重ね快楽を貪るようになった。それが罠とは気づかずに…